2024年7月12日 公開
2024年8月9日 更新
「新しい連携方法(Power Automate)への切替手順」に詳細な手順を追記しました。
お手数おかけいたしますが、新しい連携方法への切替をお願いいたします。
いつも Acall をご利用いただき、ありがとうございます。
このたび Microsoft 社より、Teams Webhook の廃止がアナウンスされました。
これにより、Acall Reception の Teams 連携機能について、Teams との連携方法が変更となりますのでお知らせします。
Teams Webhook の廃止について
Retirement of Office 365 connectors within Microsoft Teams
https://devblogs.microsoft.com/microsoft365dev/retirement-of-office-365-connectors-within-microsoft-teams/
2024年8月15日〜 新しい Webhook URL の作成不可 2024年10月1日〜 既存の Webhook URL の機能停止
2025年12月 既存の Webhook URL の機能停止 ※ 2024年12月31日までに Microsoft 社の案内にしたがって URL の更新が必要
※ 2024年7月23日 に、Microsoft 社から廃止タイムラインの延期が案内されました。
Teams 連携機能への影響
Teams 連携機能は引き続きご提供いたします。
通知内容や通知の受け取り・応答に関する操作感に変更はありません。従来通り、Teams に来客通知のメッセージが届きます。
一方で、Teams との連携の設定方法が変更となります。
これまでは、Teams の Incoming Webhook を設定して、Teams チャネルの Webhook URL を発行していました。
今後は、Microsoft社 の Power Automate のフローを用いて、 Webhook URL の発行・Teams への通知を行ないます。
Acall Portal 上の設定方法の変更はありませんが、新たに Power Automate の設定が必要となります。
これに伴い、Teams 連携機能には Microsoft社 の Power Automate のご利用が必須となります。
Microsoft 365 のご契約に含まれる Power Automate のライセンスでご利用いただけます。
Power Automate 参考情報
- https://www.microsoft.com/ja-jp/power-platform/products/power-automate
- https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/
新しい連携方法(Power Automate)への切替手順
下記の手順 1 〜 4 の実施をお願いいたします。
1. Power Automate のフローの作成、Webhook URL の発行
下記のヘルプページを参考に設定を行なってください。
- Microsoft Teams で来訪通知を受け取る
- Acall 来客通知用の Power Automate パッケージをダウンロードする
- Acall 来客通知用の Power Automate フローを作成する
2. Teams とのサービス連携の再設定
下記手順で、サービス連携の再設定を行なってください。
- Acall Portal のサイドメニューから [ サービス連携 ] > [ チャット ] を開き、「Microsoft Teams」の [ 接続解除 ] をクリックします
- " 接続する " の表示に変わったら、[ 接続する ] をクリックして、Power Automate フローで発行した Webhook URL を入力します
- " 接続解除 " の表示に変わったら、サービス連携の再設定は完了です
※ 接続解除してから再接続するまでの間は、Teams に来客通知が届きません。
3. ワーカーに対する Webhook URL の再設定
現在ワーカーに設定されている Teams Webhook URL を削除して、Power Automate フローで発行した Webhook URL を設定します。
CSV による一括設定が可能です。
4. グループに対する Webhook URL の再設定
現在グループに設定されている Teams Webhook URL を削除して、Power Automate フローで発行した Webhook URL を設定します。
CSV による一括設定が可能です。
💡 補足
新方式(PowerAutomate の Webhook)と旧方式(Teams チャネルコネクタの Webhook)の URL の混在は問題ありません
既存の Webhook は当面そのまま利用し、新しく作成した Teams チャネルのみ PowerAutomate の Webhook を利用する、といった利用方法でも問題なくご利用いただけます。
Microsoft 社の案内をご確認いただき、既存の Webhook の完全停止までに、上記手順にしたがって PowerAutomate への完全移行をお願いいたします。
手順 2 〜 4 は一度に完了させる必要はありません
例えば手順 2 は完了したものの手順 3・4 は未実施、の状態でも問題なくご利用いただけます。
ユーザーの皆様には一時的にご不便をおかけすることとなり申し訳ございませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
ご不明点やご質問がございましたら、弊社サポートチームまでお気軽にお問い合わせください。
https://help.workstyleos.com/hc/ja/requests/new